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第49回日本臨床バイオメカニクス学会を開催して

弘前大学整形外科 熊谷玄太郎

 2022年11月4日(金)、5日(土)弘前市ホテルニューキャッスルにて第49回日本臨床バイオメカニクス学会が開催されました。11月27日を持ちましてon demandのWEB学会も含め全日程を無事終了いたしました。事務局の熊谷より開催報告をさせていただきます。本学会は「バイオメカニクスとレジェネレーション~ミクロからマクロまで~」というテーマを掲げ、近年急激な発達を見せている再生医療に関して、バイオメカニクスの観点から、細胞・生体材料、産業化、規制、倫理、社会連携など基礎研究から臨床応用まで幅広いテーマを集め、知識を深め、交流し、皆で議論する場にすることを目的として開催されました。弘前大学大学院医学研究科整形外科学学講座教授石橋恭之先生、弘前大学理工学研究科附属医用システム創造フロンティア/機械科学コース教授笹川和彦先生の学会長のもと、事務局熊谷、木村由佳、千葉大輔、佐々木英嗣、大石和生、對馬誉大、スーパーアドバイザー津田英一先生、山本祐司先生の体制で会を準備してまいりました。
 基調講演は行岡病院の史野根生先生、特別講演は東北大学の出澤真理先生、東京大学名誉教授の牛田多加志先生、招待講演はピッツバーグ大学の William A. Anderst 先生、教育研修講演は札幌医科大学の寺本篤史先生、獨協医科大学の栃木祐樹先生、慶応義塾大学の名倉武雄先生、新潟医療センターの佐藤卓先生、横浜市立大学の稲葉裕先生、東京大学の武富修治先生、ランチョンセミナーは東京医科歯科大学の古賀英之先生、秋田大学の宮腰尚久先生、長崎大学の米倉曉彦先生、北水会記念病院の小川博之先生、神戸大学の黒田良祐先生にご講演を賜りました。
 シンポジウムは8セッション35演題、指定演題16セッション46演題、一般演題28セッション201演題現地で発表していただき、会場によっては立ち見も出るほどの賑わいと活発なDiscussionが行われました。
 学会初日には津軽三味線の夕べと名を打った全員懇親会も開催され、津軽三味線奏者の葛西頼之さんと和太鼓のセッションで大いに盛り上がりました。
 予想を超える多くの皆様方に参加登録いただき、最終的には391名(医師:247名、メディカルスタッフ:72名、学生・大学院生:72名)となりました。内313名の先生方には現地に参加頂き、活発な討論を行っていただきました。会場では演者や聴衆の熱気も伝わり、face to faceの学会の良さを改めて感じました。
 約1年前から準備を開始し、準備途中で色々なトラブルもありましたが、弘前大学整形外科の団結力で乗り切れたと思います。特に10年目以下の関連病院の先生、教室員の先生方には会場のアナウンスや誘導など学会運営に多大に貢献していただきました。
 快く若手の先生を送り出してくださいました関連病院の先生方、同門会の先生方のご支援・ご協力に改めて感謝いたします。

学会写真集
開会式

基調講演史野根生先生(行岡病院)

招待講演William A. Anderst先生(ピッツバーグ大学)

津軽三味線の夕べ(全員懇親会)

閉会式

集合写真

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