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第19回日本リウマチ実地医会 開催報告

みつかリウマチクリニック 三束武司

 令和4年10月9日(日)にアートホテル弘前に於いて、日本リウマチ実地医会を当番世話人として開催させていただきました。元々令和2年の開催予定でしたが、コロナ禍により2度の延期を余儀なくされ、前回名古屋で開催されてから3年ぶりの会となりました。
 予想を上回る参加があり会場もほぼ満席となりました。今回あえて弘前でやらせていただくことにした理由は、会員から地方での開催を望む声が多いことと、自分を一人前に育ててくれた教室への感謝の気持ちを表したかったことです。実際初めて弘前を訪れたという方も多く、開会前などに弘前城やリンゴ公園などへの観光を楽しんでおられました。お天気にも恵まれ岩木山も綺麗に見えてよかったです。
 会の方は教育講演ならびに特別講演として、8名の先生方に御登壇いただきました。北海道から沖縄まで、全国各地からリウマチ実地医が参加され、質疑応答も非常に活発に行われ、やや時間がタイトではありましたが盛会裏に終えることができました。
 石橋教授、浅利医長はじめ整志会の皆様には大きな後押しをいただき、また多くの先生方が会場に駆けつけていただき、とても嬉しく思いました。連休中にも拘らず、本当にありがとうございました。また会終了後には演者と世話人の先生方を招待し、教室主催の慰労会を開いていただきました。乾杯前に三味線ならぬバイオリンの生演奏が用意されていて、大変びっくりしました。石橋先生が私に内緒でこっそり企画を進めていらしたとのこと、周到なサプライズ演出にはいろいろな意味で感銘を受けました。改めて脱帽です。とても美味しく楽しい晩餐でした。
 最後になりましたが、このところ整形外科のリウマチ専門医が激減していることを憂慮しております。どんなに薬が進歩しても、リウマチ診療には整形外科的視点が欠かせません。以前にも増して大きな需要もありますので、若手のみなさま、リウマチ専門医になって熱くリウマチを語り合いましょう。

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