弘前大学 大学院医学研究科/整形外科学講座

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弘前大学大学院医学研究科
整形外科学講座

整形外科医を目指す女性医師へ

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坂本祐希子(平成26年卒)


こんにちは。整形外科入局後に結婚・出産し、現在一児の新米ママ謙新米整形外科医として勤務しています。整形外科として勤務しながら自分が経験し感じたことを書かせていただきます。女性医師として今後活躍する方々が整形外科に興味を持っていただけると嬉しいです。


● 妊娠・産休・育休

女性医師として働いていく中で、最も懸念していたのが妊娠するタイミングです。前もって妊娠する時期が分かっていれば、周囲への迷惑も少なくて済むかもしれないのですが、妊娠する時期は誰にも分りません。整形外科の手術は他科よりも術中のX線透視画像が必要ですし、救急待機の日は夜間の呼び出しや、時にはX線透視下での徒手整復が必要のため、妊娠するとほぼ通常の業務ができなくなります。私は予定していた妊娠ではなかったため、妊娠が発覚した日から急に外来以外の業務ができなくなり、周りの先生方には多大な迷惑をかけました。それにも関わらず、一緒に働いていた先生方は胎児を第一に考えてくださいました。手術や当直も免除、救急待機も負担がかからないようにと配慮していただきました。私が働けない分、周りの先生方には自分が気づいていないところでも多くの負担をかけてしまったと思います。妊娠期間中、医局の先生方を含めたくさんの先生方に身体を気遣っていただき、こんなに大事に扱われたことがないというくらい多くの細やかなご配慮をいただきました。妊娠・出産を経て、弘前大学の整形外科に入局してよかったと初めて心から思いました。忙しい中でも、誰かが大変なときには手を差し伸べてくれる、頼もしい先生方がたくさんいます。女性医師のみなさんが入局しても、家族計画をしっかりたてられることを保証します。


● 育児と仕事の両立

家に帰ると家事や息子の世話に追われ、夜中は夜泣きで眠れず、自分の時間が作れない…。世の中のワーキングママの苦労をひしひしと感じています。女性医師として働いていく上で、育児と仕事の両立は自分一人では確実に不可能です。女性医師の退職率は高く、その最も多い理由は子育てと言われています。そんな中、当科の女性医師は全員退職せず、子育てをしながら仕事を続けています。私も長男出産後、1年間の育休をいただき仕事に復帰させてもらっています。仕事復帰できたのは、家族の協力はもちろんですが、医局の配慮があったおかげです。
当医局では医局員の家族背景に配慮し人事を考えてくれています。自分の夫は公務員で異動がほぼないため、夫の勤務地近隣の病院に勤務させてもらっています。現在の勤務病院は夫の実家が近くのため、息子に何かあったときには夫の両親に息子をお願いしています。現在、日中は勤務先の保育園に預け、夫か義母が迎えに行ってくれます。女性医師も徐々に増えてきているため、整形外科でも産休や育休の制度を見直し、家庭を持ちながら女性医師が働ける環境を作る配慮をしています。また、若手の医師も増えてきており、同じ年代の子供を持つ先生も数多くいます。同じ境遇の先生がたくさんいるので相談しやすい環境ではないでしょうか。

医師の仕事は決して楽ではありません。そんな中でも整形外科医ではそれぞれの家庭を理解し、協力をしてくれる先生方がたくさんいます。女性医師の方々が一緒に整形外科医として働いてくれることを心から願っております。


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