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膝関節運動テスタ KMI (Knee Measure Instrument)発売のお知らせ

【新商品のご案内】
膝前十字靱帯損傷の診断をより簡単に、正確に。
当科で開発した膝関節運動テスタ(KMI)が発売となりました

 石橋恭之教授が考案し、開発に携わった膝関節運動テスタ(KMI)が、平成28年10月28日にアルケア株式会社より発売となりました(医療機器届出番号: 13B1×00207000068)。KMI (Knee Measure Instrument) は、脛骨前方移動量を定量評価できる軽量かつコンパクトな測定器です。従来の測定器は、大きく重く、手間がかかるという課題がありました。KMIはラックマンテストの要領で簡便に測定が可能です。短時間に簡単に、しかも正確に測ることができる測定器があったらいいな、という現場の声からKMIが生まれました。
 総重量は約165gであり、折りたたみ時には縦9.0cm、横8.5cm、厚さ2cmで、組み立て時には縦10cm、横15.5cmとなります。使用時にはレールをはめ込むだけで簡単に組み立て可能で、脛骨前方移動量をミリメートル単位の数値で表すことができます。計測時には大腿に枕を入れて膝関節約20度屈曲位とし、膝蓋骨にパッドを当てて脛骨粗面に下腿パーツがくるようにセットします。下腿と下腿のパーツを保持して前方引き出しを行うことで計測できます。KMIは膝前十字靱帯損傷の診断の他、再建術後の評価に役立ちます。コンパクトかつ簡便な機器にもかかわらず、従来の測定器と同等の評価が可能です。医療従事者が手軽に携帯できるポケットサイズであり、日々の診療のほか、これまで測定器の使用が難しかったフィールドなどの現場でも有用性が期待されます。KMIならいざというときに頼りになりそうです。是非、お試しください。

定価50000円<アルケア株式会社>

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