手外科グループ

佐々木 規博(ささき のりひろ)助教
- 専門領域:
- 手の外科、スポーツ
- 卒業年度:
- 弘前大学 平成19年卒
- 資 格:
- 日本整形外科学会専門医、
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
- そ の 他 :
- 2012~2013年 ピッツバーグ大学留学
藤田 有紀(ふじた ゆき)助教
- 専門領域:
- 手の外科
- 卒業年度:
- 弘前大学 平成22年卒
- 資 格:
- 日本整形外科学会専門医、
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
市川 奈菜(いちかわ なな)医員
- 専門領域:
- 手の外科
- 卒業年度:
- 弘前大学 平成26年卒
- 資 格:
- 日本整形外科専門医
1. グループの特徴
名称は「手」の外科ですが、「手」以外にも様々な部位の治療を行っています。
主な対象疾患と治療

手外科グループは、マイクロサージャリーとして、手指切断の再接着術や重症開放骨折の組織再建術、広範囲骨・軟部組織欠損に対する血管柄付き腓骨移植などを行っています。歯科口腔外科の再建手術での血管柄付き腓骨移植採取も行っております。先天異常や外傷による四肢の短縮に対して、骨延長術はこれまでに、長管骨は約50例、指骨は約60例に行っており、治療期間は長いものの、有効な治療となっております。四肢先天異常の治療としては、母指多指症をはじめ、合指症、裂手症、巨指症、絞扼輪症候群、先天性橈尺骨癒合症、橈側列形成不全症、先天性下腿偽関節などに対する手術治療を行っております。上肢の外傷も多数扱っており、特に、舟状骨骨折の経皮的スクリュー挿入は藤哲名誉教授が世界で初めて行い、現在も低侵襲の手術として行われております。関節リウマチの手・肘の手術も、人工関節や腱移行など種々行っております。
手外科グループの研究活動は臨床研究が中心です。日本手外科学会、東日本手外科研究会、日本マイクロサージャリー学会、創外固定・骨延長学会などで、上肢や再建手術に関する発表を精力的に行っております。大学病院以外の手外科専門医、若手医師や作業療法士と、年に1回、青森手外科懇話会を行い、情報交換を行い、手外科医療レベルの維持、向上に努めております。