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ごあいさつ


第16回日本脊椎インストゥルメンテーション学会を開催するにあたって

弘前記念病院 植山和正


 この度第16回本会を開催するにあたりまして、 一言ご挨拶申し上げます。

 医療を取り巻く環境は年々厳しくなり、医療費の問題、保険行政の問題、そして高齢化の問題など、医療に従事する者への直接的な影響も大きくなってきています。社会変化に脊椎脊髄外科医を職業とするものにとっては無関心ではいられませんが、また流されていく必要も無いと日々医療に従事している毎日です。

 高齢者の医療が定額制になるとの報道がされています。私たちの日本をここまで作り上げてこられた方々に対して、進歩していく医療を享受することなく、整形外科疾患は慢性疾患として考え医療していくことには躊躇してしまいます。

 現在高齢者の特に骨粗鬆症の内科的治療は十分に一般家庭医の先生方にも認知されていますが、これによる頑固な疼痛や神経症状を来した方に対しては一般に認知されていません。今回、「高齢者のインストゥルメンテーション手術治療」をこのような理由で本学会の主題にさせて頂きました。ご高齢の方に対する医療は、昔と違う、今の医療の良さを出来れば主張したいと思います。また、もう一つの主題を,「感染性疾患に対するインストゥルメンテーション手術」としました。結核性脊椎炎のみとされていた脊椎インストゥルメンテーションの使用が他の脊椎感染症にも使用法によっては早期治療がかなえる手段となってきています。脊椎脊髄外科医が脊椎感染症に対して一般的に使用可能なコンセンサスを本会で作り上げたいと思っています。多くの先生に高齢者の脊椎インストゥルメンテーション、感染症の脊椎インストゥルメンテーションの主題に参加して頂ければ幸いに思います。

 8月末の津軽はねぷた祭りも終わり、朝夕は涼しい風が吹き始める初秋の頃です。十和田湖や下北半島といった青森県の自然も魅力的な時期となります.夏休み最後の週となりますが、ご家族でのご来弘をお待ちしています。


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